富山県の岡本さんからの部分日食観測速報です

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 松本さんお久しぶりです。 MTTの評判はますます高く、ご清栄のことお喜び申しあげます。

 ご存知のように本日、日本各地で部分日食が見られましたがどうも天気が悪く、私の住居の富山県でも朝から雨が降り、時々曇天の中で薄日がさすというあいにくの曇り空でした。

  それでも、急きょ製作したBaader Astro Solar Film(国際光器扱い)を15センチf8マツモトツインに取り付け、朝5時からベランダでスタンバイをしておりましたところ、7時半ころポッカリと青空から太陽が顔を出しました。

  そこで、すかさず持ってたデジカメでスナッショット、(WS32のアイレンズに手持ちでモニタ-で構図確認)、写真ほど見た目は色収差を感じません。

  40倍ではゆらゆらと移動する羊毛を敷き詰めたような光球、おおっ!これはまるで去年の”星を求めて”の会場でのコロナドのフィルタ-で見たあの模様とそっくり、(色は白から薄いべ-ジュ)  アクロマ-トとツインの威力や-!  また黒点のリアルなこと、その辺縁の複雑な濃淡は私の今までの太陽観測のイメ-ジ(サングラスで見た黄緑色の太陽)からはとんでもなくリアルに感じました。 そして月のクレ-タ-のシルエットが黒点の半暗部をゆっくりと移動、まるでSFXを見ているようでした。

  観察できたのは合計5分くらいでしょうか。でもその臨場感、ツインならではの階調の小さな模様の視認性の高さ。はまさに特筆に値するというのは決して誇張ではないことを改めて確認しました。

 以下写真デ-タです。  シュワルツ150 F8 双眼100ミリに絞り、10万分の1減光フィルタ- 右接眼部ws32にソニ-サイバ-ショットDSC P1手持ち撮影1/211ごとf5.6 焦点距離8ミリ  EV補正-1.7

岡本吉平


管理者のコメント;

  本日(2002年6月11日)、岡本さんよりいただいたメールを掲載させていただきました。快く承諾していただいた岡本さんに、改めてお礼申し上げます。

  EMS-BINOのユーザーの方も、お陰様で大分増えてまいりましたが、BINOで今朝の部分日食を観察なさった方は滅多におられないのではないでしょうか。  私たちは最も身近な生きた天体(太陽)にもっと目を向けても良さそうですね。

  それにしましても、前回のミールの追跡に、今回の手持ちカメラでの日食撮影と、岡本さんには本当に舌を巻かされます。

 感動をお分けいただき、ありがとうございました。